ストレッチについて
ストレッチは二つに分けられます。
一つ目は・・・スタティックストレッチと呼ばれ、反動をつけて行うのではなく、
一定方向にゆっくりと伸ばしていき、伸展した状態を維持するもの。維持をすることにより
関節の運動可動域をひろげていきます。
二つ目は・・・バリスティックストレッチと呼ばれ、反動をつけるストレッチです。
反動をつけることにより、筋肉の収縮と伸展をくりかえしつつ、筋肉を徐々に伸ばしていくストレッチです。
(たとえて言うなら、2人で押したり、引っ張り合い子をしながら、だんだん大きく引っ張りつつのばしていく方法)
筋肉は、沢山の繊維が集まったゴムのような状態です。
輪ゴムと同じく、最初の頃は伸び縮みがスムーズに行えます。
しかし、古くなった輪ゴムや劣化してしまった輪ゴムは徐々に固くなります。この状態で、急に引っ張るとゴムはちぎれてしまいます。
筋肉も同様で、子供の頃には伸縮性に優れ柔らかい筋肉をしています。
しかし、運動や日常生活により使い続けていくうちに固くなったり、しこりが出来てきます。
この状態で、急激に重いものを持ったり、力を入れた場合、筋肉も輪ゴムと同様に切れてしまいます。
この状態が、『肉離れ』と呼ばれるものです。
ストレッチには、筋肉が固くならないようにする効果があります。
主な効果として、
・関節可動域の向上
・筋肉の柔軟性を出す
・血液循環の向上
・疲労回復
・リラクゼーション
・怪我の予防
などがあります。
当院では、症状からお1人1人にあった状態のストレッチを行い治療を行っています。