小児鍼について
子供の皮膚繊維はとても敏感なため、刺さない鍼を用います。
生後2か月くらいから始めることが出来ます。
特に生後2か月から3歳までのお子様は、特に感受性が高く治療効果が出やすいとされています。
お子様は内臓が未発達で急激な成長過程にあるため、自律神経は安定せずに乱れやすい状態です。
小児鍼は刺さない鍼を用いて、軽い皮膚刺激を行うことで自律神経を調節し内臓の働きを活性化致します。
また、自律神経を調節し自然治癒力を高めますので、風邪をひきにくい体を作っていきます。
こんな症状に効果的です
・かん虫
・夜泣き
・眉間に青筋があり、落ち着きがない
・小児喘息
・夜尿
・風邪をひきやすい
など、沢山の症状が適応致します。
かん虫とは
かん虫とは、特定の疾患や病名を指すのではなく、小児が引き起こす種々の症状に対しての総称名です。
夜泣き、イライラしやすい、眉間や頬に青筋が立っている、キーキー声を発するなどの症状です。
(原因)
小児は急速な発達過程にあるため、昼間に沢山の情報を吸収します。その吸収した情報が頭で整理しきれずに、消化できなかった状態が続くことで自律神経の乱れが生じかん虫を引き起こします。
(治療)
夜泣きやかん虫が続き、お母様方も睡眠不足になったり、しんどいと思います。
しかし、しんどいのはお母様方だけではありません。
お子様も、同じようにしんどいのです。自律神経を調節し、安定した状態に整えてあげることで、親子ともにストレスが軽減出来ると思います。
お子様の場合、感受性が高く治療効果が出やすい時期です。
週に1回〜2回のペースで、数回治療を行うと症状を改善されやすいです。