鍼治療とは、どんなもの?
身体の痛みのある場所やツボに、鍼を刺したり接触する事により、生体に刺激を与えることです。
どんな効果があるの?
刺激により血液の循環を良くする事で、固くなった筋肉を弛緩させ 効果があります。
手では実際に触れ る事が出来ない、体の深部にある筋肉・神経に直接刺激を与る事が出来るので、神経痛のある方にとても効果的です。
他にも、鍼治療は身体全体のバランスを整える効果があり、自然治癒力を高めることで疾病の予防や治療に役立ちます。
鍼は安全ですか?
当院では、患者様お1人お1人に、毎回使い捨てのディスポ鍼を使っております。毎回新しい鍼を使うことで、感染症の予防を徹底しております。
また繰り返し使わないので、劣化により鍼が折れる事もなく、安全かつ安心して受けて頂けるよう最大限に考慮しています。
鍼治療は痛いの?
「鍼」と聞くと、みなさん注射をイメージして『痛い!』と か、『恐い!』と思う方が多いようです。
しかし、鍼治療は痛みを伴いません。なぜなら、注射針と違い鍼治療に用いる鍼はとても細い鍼を使うからです。
どのくらい細いかと言うと・・!
みなさんの髪の毛よりも細い鍼です。とても細い鍼ですよね。
それでも恐いと思う方のために、更に細い鍼もありますし、他にも鍼を身体に刺さずに摩擦を利用した手技もあります。
鍼には様々な長さや太さがあり、患者様の症状や体格・あるいは希望を考慮し、お1人お1人にあった鍼を使用いたします。
どんな症状に効くの?
*首や腕な どの筋肉の痛み ・神経痛
*五十肩
*腰痛症
*筋肉のコリによる頭痛 ・ めまい ・ 耳鳴り
*スポーツ鍼灸(スポーツ中における外傷及び怪我の予防)など、他にも沢山ございます。
お気軽にお尋ね下さい。
電気鍼
皮膚に刺した鍼と鍼をつなぎ、微弱の電気を流します。
電気と言うと『ビリッ』としたイメージがありますが、実際は『トントントン』と、軽く叩きながらマッサージを受けているような刺激です。
腰痛、肩こり、寝違い、五十肩などの筋肉の痛み、または座骨神経やヘルニアなどの神経痛にも効果的です。
灸とはどんなもの?
ヨモギから出来た文を皮膚に乗せて点火し、温熱刺激を身体に加える事により、身体に刺激を加え疾病の治療あるいは予防を行うことです。
どんな作用があるの?
温熱効果により、血液循環を良くしたり固くなった筋肉を弛緩させる作用があります。またお灸には増血作用があります。
お灸はコタツやストーブとどう違うの?
コタツやストーブの暖房器具も、身体を温める事が出来ます。
しかしお灸は、これらの暖房器具では温める事が出来ない筋肉の深部まで身体を温める事が出来ます。
また、温熱が深部まで到達するため温熱効果の持続時間(体がポカポカしている時間)が、コタツなどの暖房器具に比べ長時間続きます。
お灸は熱いの?
お灸と聞くと、「やけど?熱いの?」と良く尋ねられます。
お灸の熱さは…
- もくざの大きさや量
- もぐさをひねる固さ
- お灸を乗せる回数
これらの施術方法を変える事により、熱くしたりあるいは穏やかな温熱刺激に変える事が出来ます。
*更にお灸は、患部の痛みに対してピンポイントで温熱を与える事が出来るためツボに対して確実に刺激を与える事が出来ます。
★つまり・・・・!!
熱い刺激が好きな方には、熱く。
穏やかなポカポカ刺激が好きな方には、穏やかな刺激を。
と言うように患者様お1人お1人に考慮した施術を行うことが可能です。
火傷の跡は残るの?
お灸には、皮膚に直接お灸を乗せる方法と、直接お灸を乗せない方法があります。
直接乗せる場合、直径2~3ミリ程度の跡が残ります。
以前はこの方法が良く使用されていました。
しかし、現代では
- 美容的に跡がないほうが良い
- 火傷をするとジクジクする
- お風呂でシミル
これらの理由により、皮膚に直接お灸を乗せない方法が良く行われます。
どんな症状に効くの?
*首や肩の痛み
*神経痛
*膝の痛み
*冷え性
*月経痛や更年期障害
他にも、適応疾患が沢山ございます。
特に冷えによる関節痛に効果的です。
詳細はお尋ね下さい。